iAGからLodestarへの制御方法は2つあります。
1つはStarlightXpress用プラグインを利用する方法(先日NOBさんに教えていただいたSDKを使っています。)、もう1つはASCOM Camera v1プラグインでASCOM SX Driverを経由して利用する方法です。
とりあえずA(1)さんからLodestarを借りて仕上げの実装を行い、この2つの方法と比較対象としてPHD Guidingを使用して映りを確認しました。
薄雲のある中かつ光害地でのテストですので、参考レベルとお考えください。
まずはPHD Guiding
同じ箇所をiAG+SXプラグイン。中央等倍クロッピングなので画角がPHDとは異なります。
その設定
同じ箇所をiAG+ASCOM Cameraプラグイン+SX Driver
その設定
カメラ機能に関しては、だいたい同じ程度には使えるのではないかと思っています。
iAGは今のところ自動でストレッチを調整する機能が無いので、条件設定がやや面倒ですが、逆に調整代はあります。今後実戦でどの程度面倒さが残るかを含め対応を考えたいと思います。
なお暫定対応としているのは、Lodestarはinterlacedなカメラのためか、SDKを通して取得する画像情報は片側ライン(偶数ライン)しかとれていないような感じです。iAG SXプラグインではBilinear補間で2倍の大きさにしていますが、このあたりの対応をどうするかが課題です。
ASCOM+SX Driverの画像を見ても、奇数列と偶数列でかなり明るさが異なるようなので、これは潜在的な課題あるいは仕様なのかもしれません。
あとガイドポートに関しては、実戦テストは未です。
Lodestarの仕様ではカメラの露出とガイドポート操作が排他的になるようで、これがiAGの実装仕様と相性が悪く問題となります。具体的にはガイドポートへのOFFコマンドが露出でブロックされて遅れてしまう問題がありました。(iAGではこれらを非同期で制御しています。)
取り急ぎはこれらの動作の同期を取るようにしてSXプラグインを実装していますが、較正がうまく動くかといった点がまだ微妙なところです。(おそらく較正作業において一瞬固まったように見えることになると思います。)
ASCOM Cameraプラグイン経由の場合は今のところ同期制御を実装していないので、ガイドポートをうまく制御できないと思います。
今回使用したものは以下においております。
http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html
iAG 0.9.0 beta4
CaptureDeviceStarLightXpress 0.3.3 beta
ASCOM Camera v1プラグインはiAG本体に同梱しています。
ASCOM SX Driverは
http://www.daddog.com/ascom/sxcamera
にあります。

