
USB-IO2.0(Aki)を用いたリレーユニット半アッセンブリ
USB-IO2.0(Aki)は起動時(USB接続時)は各ポートがLowレベルになるため、Technokit版を使用した際に用いた吸い込み型の設計では、起動時全リレーがON状態になります。今回は手持ちの基板のパターンを一部カットし、また、わたり線を這わして、ポートがHigh時にリレーがONになるよう変更して作製しました。
ちなみに、仕様書をよく読んでみると、ポートの初期状態を設定できないのはUSB-IO2.0(Aki)だけで他のUSB-IO2.0ファミリは設定できるようです。
これを用いて検証をすすめていくと、以下の問題が発生しました
1.レスポンスが悪い
2.少し不安定なときがある。
レスポンスが悪い件ですが、USB-IOからの戻り値を読み込むときに時間がかかっているようでした。仕方がないので、読み込みロジックを外してやると、いい感じになります。仕方がないので、最初の仕様と同じ書き込み一辺倒の仕様に戻すことにしました。
不安定問題も読み込みロジックを外したものでは発生しませんので、このあたりの問題のようです。
更新したものは以下においております。
iAG Telescope Control Plugin for USBIOv2 v0.9.6
iAG Exposure Control Plugin for USBIOv2 v0.9.6
http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html
ASCOM USB-IO Telescope Driver 0.4.0
http://www.swetake.com/astro/ASCOM_USBIO/index.html