2010年11月29日

iAG 0.8.0 beta1

 先日より改修作業を行っていますiAG 0.8.0ですが、A(1)さんに試してもらい、ある程度動きそうなので、beta版としてupしました。機能的には以前言及したものと同様です。

http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html

 ドキュメントは前バージョンのままですがご容赦ください。

 なお、キャプチャデバイスプラグインのインターフェイスが変更になっていますので、MEADE DSIプラグインのbeta版を使う場合は、それ用のもの(0.5.0)をインストールしなおしてください。(それ以外のプラグインは本体に同梱しています。)


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2010年11月21日

iAGの次リリース(0.8.0)の予定

 現在iAGの次のバージョン(0.8.0)に向けた改修を行っています。

 バージョン0.7.1のbeta版だけリリースして、正式版をまだリリースしていませんが、後述する項目4の関係でCaptureDeveicePluginのインターフェイスが変更となるため、バージョンを進めた形でのリリースとなります。

 iAG 0.8.0での主な変更予定内容は以下の通りです。

【主な変更点】
1.【新規】自動輝度調整機能 (0.7.1beta1から実装済)

2.【新規】メトカーフ法ガイド機能 (0.7.1beta2から実装済。一部変更。)

3.【新規】前回較正情報の復元機能

4.【新規】サスペンド(スタンバイ)時の対応

5.【変更】上記に伴う設定画面のタブ構成の変更


1は既に言及済みなのでここでは割愛します。

2も言及済みですが、以前のテストでの懸案事項の対策を盛り込んでいます。内容は、赤緯のバックラッシュの影響を受けないようにガイド基準位置の移動方向の一方向のみで制御するオプションの追加です。

3は、前回成功した較正情報を復元する機能です。
iAGを一旦終了した時あるいは異常終了時に再度iAGを起動した際にも、較正することなく、ボタンクリックで、直前の較正済みの状況に復元できます。ただし、たとえば輝度下限値等のアプリケーションで保持されない情報かつ較正情報以外の項目は復元しません。

4はOSがサスペンド(スタンバイ)モードに移行した際に何らかのアクションを行えるようにロジックを追加します。とりあえずはキャプチャデバイス制御用の枠組みだけを準備する予定ですが、場合によっては赤道儀制御や露出制御といったIO制御にかかわる部分は対応が必要かもしれません。今のところ問題がありそうなのはMEADE DSIくらいでDirectShowやUSB-IO関係は、特段の処理を行わなくても問題なさそうな雰囲気ですが、もう少し検証が必要そうです。
 この方法は較正情報以外の情報も完全に保持されますが、サスペンド移行はOSの挙動に依存するため、場合によっては3の機能を使う方が安全かもしれません。

5は設定画面の領域が少なくなってきたため、一部を分割し新たに[画像]タブを追加しています。

以下2、3および5に関連する設定画面です。
config2.png

 現在α版レベルの出来で、もう少し安定さが確認できれば、公開したいと思っています。
posted by 開発者 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

簡易メトカーフガイド機能のテスト

 昨晩、簡易メトカーフ法ガイド機能のテストをしてきました。
 とりあえず撮影できたものの、まだ課題ありの感じです。
 以下はハートレー彗星(103P)をPENTAX75SDHF(f=500mm)+EOS Kiss X2 ISO1600 10min露出で撮影したものを50%に縮小→トリミングしたものです。(ダーク引きとノイズ除去、トーンカーブ調整をしています。コンポジットなしの1枚ものです。)透明度が悪かったため尾はほとんど写っていません。

comet101106-1-2-2.jpg

 少し核の部分が歪んで見えますが、10分露出を考えれば、それなりにうまくいってそうな感じですが....

 ピクセル等倍でみてみると、暗めの星が点線状になっています。

comet101106-1-t.jpg

要因としては、
・赤道儀の赤緯のバックラッシュが大きい
 →シフトする方向と逆方向の補正が入ると、バックラッシュの影響で追従レスポンスが著しく低下する。
・補正周期の問題
 →補正周期が長すぎて間隔があいている。
  (特にDSIのような同期型プラグインの場合、エラー等が発生すると補正間隔が大きくなる可能性がある)

あたりがあると考えています。

一応対策を考えてみたいと思います。
posted by 開発者 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | テスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

簡易メトカーフガイド機能

 ご要望がありましたので、簡易的に実装してみました。

 http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html

にありますiAG0.7.1beta2です。まだ実戦テストしていませんので人柱さま用です。
(11/4追記:バグ修正が入りましたのでbeta3となっています。)

 iAG自身は方向や速度をあくまで画面上の数値としてしか捕らえていないため、たとえば軌道要素等を入力して実現するようなことは現時点では困難なのですが、必要な事項を利用者側で計算してもらうことにより、単にガイド基準位置を一定間隔で移動させる機能で代替できると考えました。
 実際のパラメータ設定方法ですが、以下の2ステップが必要です。
 まず彗星の軌道要素から天球上での彗星の撮影時の単位時間あたりの移動量を求めます。
 次にガイドにお使いの光学系およびセンサーのサイズ・画素数(画素ピッチ)等からiAGの画面上での単位時間当たり(1分間あたり)の移動量(赤経、赤緯)を求めます。
 これをもとにiAGのパラメータを入力します。(設定画面の「ガイド」タブ右下のEnableMetcalfGuideをチェックしてください。)
config_MetcalfGuide.png

 パラメータの正負ですが、下図のようにiAGでは右方向、下方向がそれぞれ正方向となっています。指定したパラメータによってガイド基準位置が動きますので、彗星の移動方向と反対方向に符号を設定するようにします。
MetcalfGuide1.png

 なおガイド基準位置が画面からはみ出そうとしたら無条件にガイド失敗になりますので、あらかじめ余裕を持ってガイド星の初期位置を設定してください。

 もしうまくいかない場合は較正せずに固定時間モードでガイドする等で良化するかもしれません。
 実験実装のため、パラメータの保持機能等は実装していませんので、あらかじめご了承ください。(iAGを終了すると設定は消えます。)

 その他、試用結果のフィードバック歓迎いたします。
posted by 開発者 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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