2011年07月24日

iAG 0.8.3 RC1とASCOM Platform 6

ASCOM Platform 6 のリリースに伴い旧バージョンの5.5は入手不可能になっていますので、iAG側もASCOM Platform 6に対応するべく対応を検討してみました。

 iAGのTelescopeControl Plugin for ASCOMで参照している.netアッセンブリとして
ASCOM.DriverAccess.dll (1.0.5.0)
ASCOM.Exceptions.dll (1.1.0.0)
ASCOM.Helper.dll (1.0.0.0)
ASCOM.Interfaces.dll (1.0.0.0)
があります。カッコ内はバージョンです。
またCOM参照用のタイプライブラリとして
AscomMasterInterfaces.tlb
Helper.tlb
を参照していいます。

 ASCOM Platform 6では、最新のアッセンブリに加え、これらとほぼ同様のアッセンブリがインストールされます。ASCOM.DriverAccess.dllはバージョン1.0.6.0のみがインストールされますが、1.0.5.0からは発行者ポリシーでこれにリダイレクトされるようです。(このあたりが5.5と互換とうたっているあたりと思います。)

 このような状況ですので、現状のiAGでもASCOM Platform 6でも問題なく動きそうなのですが、1つiAG固有の問題があります。
 通常これらの.netアッセンブリはグローバルアッセンブリキャッシュで共有されているので、アプリケーションに含める必要はないのですが、特定の環境(特定のDriver)でこれらの共有アッセンブリを認識しない現象がありました。そのため、その対応策として非推奨事項を承知の上、一部のアッセンブリ類をiAGに同梱していました。(それで解決するのも微妙な話なのですが...)
 しかしPlatform自体のアップデートもありましたので、今後この方式では問題を生じる可能性もあり、ASCOMのアッセンブリを同梱することをやめた上で、必要な方用にこれらのアッセンブリをグローバルアッセンブリキャッシュ等からコピーするバッチを用意することとしました。

ということでiAG 0.8.3 RC1 として試作品置き場においております。

http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html

もしASCOMまわりで動作不具合が出るようであれば
plugin\TelescopeControl以下にある
iAG_COPY_ASCOM_DLLS.bat
を(Vista/7なら管理者権限で)実行してみてください。

 なおテストは十分できておりませんので、観測地でのいきなりの使用はお勧めしておりません。もし観測地で使う場合は、不具合発生時に安定バージョンにロールバックできるように準備しておいたほうがよいと思います。

 動作結果の報告歓迎いたします。


posted by 開発者 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

ASCOM Platform 6 is Released

 ASCOM Platform 6が正式リリースされていました。

http://www.ascom-standards.org/index.htm

 ちなみにこの記事を書いている現在、本家サイトのプロジェクト進捗ページに記載のあるハイパーリンクの中身はまだRC版をさしているので、特にDeveloper向パッケージが必要な方はURLを直打ちする必要がありそうです。

 早速、正式版の本体とDeveloper向パッケージをインストールしてみました。
 
ascom6installer.png

 RC版と同様Telescope Simulator for .NETでiAGのプラグインの挙動を確認してみましたが、結果は前回と同じです。コマンド自体は正しく発行されている感じなので、Simulatorの問題そうですが...。
 他のDriverの対応状況はよくわかりませんが、安定性を求めるならもうしばらくは5.5ベースで利用した方がよさそうな気がします。
posted by 開発者 at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iAG 0.8.3 beta1

 前回リリースから大分時間が空いてしまいましたが、次マイナーバージョンアップのベータ版であります、iAG 0.8.3 beta1を試作品としてサイトにupしました。

http://www.swetake.com/astro/iAG/iAG.html

 今回から開発環境をVisual C# 2010 Express + WiX に移行しております。区切りがわかりやすいように 0.8.2 を欠番にしました。
 なお、最近の梅雨空つづきもあって、まともにテストできておりませんので、予期せぬ動作不具合があるかもしれません。
 また、開発環境の変更の影響と思いますが、従来のバージョンからアップグレードした最初の起動で(なぜか)インストーラが走ります。特段動作に影響はなさそうですが、一応記載しておきます。

 さて肝心の機能のほうですが、較正情報の手動調整機能を追加しました。従来、較正情報は自動で取得する以外の方法はなかったのですが、補正がうまくいかないとき等手動で微調整したいシーンに対応するものです。
 具体的には設定画面で赤緯一方向無効化機能の設定ラジオボタンを追加と、較正情報の各パラメータの手動設定画面を追加です。

 config1.png
赤緯一方向無効化機能の設定画面

ManualSetting.png
較正情報の手動入力画面
 
 較正情報の手動入力画面で不正な値を入力した場合、角度は0、速度は1に自動的に修正されますのでご注意ください。
posted by 開発者 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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